[近代建築探訪] 大丸心斎橋店本館 -1933年

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大阪・心斎橋のランドマーク的存在の大丸心斎橋店本館。設計はアールデコやネオ・ゴシック様式を織り交ぜた「大正モダン建築」で知られる、ウィリアム・メレル・ヴォーリズ。DOCOMOMO JAPAN選定 日本におけるモダン・ムーブメントの建築に選定されている。1922年から1933年の4期に渡って建てられました。

docomomo japan→ http://www.docomomojapan.com/

ちなみに大丸が全館完成した1933年に御堂筋線梅田~心斎橋が開通して、駅舎と百貨店が地下で結ばれました。この建物は大大阪時代の象徴ともなりました。

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1階の天井の高いEVホールや階段は当時と殆ど変わらない雰囲気を持っています。それを囲むメザニンという中2階が設けられて当事はオーケストラも演奏もあったとか。非常に優雅な時代だったのですね。

2階より上のエレベーターホール(画像)も素晴らしいデザインです。

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(補足)一部で大丸心斎橋店の建て替えの報道がありました。
大丸心斎橋店、建て替えへ 築81年「大正モダン建築」(asahi.com)
大大阪時代を残す貴重な建物なので残していただけたら有難いです。今後これぐらい格調高いものはもう建築できません。増床・改装はそごう心斎橋店を大丸心斎橋店北館にして十分増床や改装はしています。もう少し建築文化に関心を持っていただければと思うばかりです。

大阪市中央区心斎橋筋1-7-1

1922年~1933年(4期)、鉄筋コンクリート木造8階建(地下2階)
地下鉄心斎橋駅からすぐ(御堂筋線側)

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