[FLATPLACE] ホームレスの人たちが増えているのに気づいてますか?(1)

ここ数年、ホームレスと言われる人が増えているのに気づいていますか?日本では一般に路上生活者のことをホームレスと指しますが、それ以外にも、ネットカフェやファストフード店・友人宅や飯場などに寝泊まりされている方います。これらの人も含めて「居場所をすでに失った」あるいは「現在失いつつある」ということでホームレス状態として良いでしょう。ここの人たちが意識していないと「見えない存在」なので本当に忘れられがちになります。
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写真は大阪のとある公園の姿です。ホームレスの方が住んでいるブルーシートです。この中は意外と快適なのです。このような人たちを「働かない、怠けてる、努力しない人」とか思われるのでしょうが、ではなぜその人たちが増えているのか、その生活から抜け出せない人が多いのかというのを考えるときなのかもしれません。皆一緒に進める(それとは裏腹にレールから外れると再起不能)という歪んだ学校教育や社会構造に問題があるのかなど。

ホームレス状態になる人としては非常に大雑把には2通りあるといわれています。

◎ 働いて自活はしていたが何らかの理由で失職して、家賃が払えなくなるなどで頼るところが無くなって路上生活になってしまった人
◎ もともと何らかの生きづらさ(いじめや障がいなど)で実家などで暮らしていて、親や兄弟の死や家族との仲違いで路上生活になってしまった方

全体的には前者の人は微減しているようですが、後者の人がかなり増えているようです。しかし労働派遣法の改正などで前者も増えてしまう恐れがあります。

後者の人だと複雑な家族環境や個人の精神的な病気などで自立がなかなか一人では難しいケースも多いそうで、それに気づかずに自分で努力しすぎてしまい諦めてしまう人も多いようで、「努力」って本当に何か考えさせられます。あと、若い世代だと中高年の方よりも「働く」ことについてネガティブな人も多いのでなかなか立ち上がることができないなど多くの問題を抱えてしまっています。これは個人の問題ではなく、社会そのものの問題なんです。

2014-10-23 21.36.54
ホームレスの方にとっては冬の時期は保温効果のあるダンボールなど重宝するのですよね。ちなみにここの管理人のYOSHIもそういう生活をしたことがあって駅の高架下で寝てたことがあったのですが冬はこれは欠かせませんでした。

今の社会、誰もがそういう立場になりつつある状況になっていると思います。「自分だけは大丈夫」という思いでは、自分自身がそうなってしまったときに戸惑ってしまうことになります。社会の構造や社会保障という点で今一度誰もが見直さないといけないところなのかもしれません。

次回はこのような人たちがどういう暮らしをしているのか、どうして抜け出せないのか、制度の隙間や欠陥などお伝えします。
(次の(2)に続く)

各地でそういう人たちの支援など行っている団体はあります。紹介しているのは一部ですが、ホームレスの方の現在の実情を知るという意味でも参考になると思います。
有限会社ビッグイシュー日本
特定非営利活動法人 Homedoor(大阪市)
特定非営利活動法人自立生活サポートセンター・もやい(新宿区)
特定非営利活動法人 TENOHASI(豊島区)

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KYO*laboの編集部です。日々色々なネタ、時には社会派、ときには面白いネタやエロなどノンジャンルで探しつつ、このサイトの運営をしています。http://www.kyo-labo.com (kyolabo@gmail.com)