鼻炎持ちの僕も服用している鼻炎薬のクニヒロ。
持病のアレルギー性鼻炎が発症した時に飲んでいます。
クニヒロは価格も安くて量も多いため、普段からストックしている市販薬です。
そんなクニヒロを、いつものように楽天市場のドラッグストアで購入しようとしたところ、どの店にも在庫がありません。
おかしいなと思って調べてみると、販売休止という話が出ていました。
そこで今回は、クニヒロの鼻炎薬が販売休止なのはなぜなのかについて、調べてまとめましたので、ご覧ください。
※鼻炎薬クニヒロとほぼ同じ成分が入っている市販薬☟
目次
クニヒロの鼻炎薬が販売休止?なぜ売ってない?
「クニヒロの鼻炎薬が販売休止?なぜ、売ってないの?」
その答えは、クニヒロを製造販売している皇漢堂製薬(株)の公式サイトに載っています。
鼻炎薬A「クニヒロ」につきまして、一時的に品薄・欠品となっております。
ご愛用のお客さま、お得意先のみなさまには大変ご迷惑をお掛けし、申し訳ございません。
※引用元:皇漢堂製薬の公式サイト
以上のように、製造元の皇漢堂製薬も、クニヒロが販売休止や終売とまでは言っていませんが、品薄・欠品状態となっていることを認めているということです。
僕自身は、1年程前にクニヒロを購入できましたので、その後、品薄・欠品状態になったのでしょう。
2024年10月末の時点で、楽天市場やAmazonなどのネットショップで調べた限り、どの店にも在庫がありませんでした。
この状況を嘆いている人も沢山いるようです☟
クニヒロ鼻炎薬、今は手に入らないみたい。ネットはもちろん、地元ドラッグストアでも「入荷しないんですよー」って言われてしまった。
慣れ親しんだ薬が手に入らないって、ちょっと悲しいな。— 桜 マチ (@sakura_machi) October 18, 2024
(泣)愛用していた鼻炎薬「クニヒロ」が原材料調達の問題で販売休止・・・今まさにブタクサ花粉で死にそうなのになんでこんなときに・・・😭
— 1974zix (@1974zix) October 15, 2024
そんな長年使ってたクニヒロの鼻炎薬が原材料不足とかで販売休止になってるらしい。なんかPBのは見かけるんだけど倍のお値段なのよね。無くなる前に復活しないかしら
— ichi (@ichi_obb) October 11, 2024
では、この鼻炎薬のクニヒロが、なぜ、品薄・欠品状態になっているのでしょうか。
公式サイトには、その理由について詳しく述べられていませんが、紹介したX(旧twitter)のコメントにもある通り、薬の原材料不足や原材料価格の高騰などが考えられているようです。
いずれにしろ、クニヒロの在庫状況が改善されることを願いたいですね。
※鼻炎薬クニヒロとほぼ同じ成分が入っている市販薬☟
鼻炎薬のクニヒロとは
鼻炎薬のクニヒロとは、どんな市販薬なのでしょうか?
製造元の皇漢堂製薬(株)の公式サイトには、以下のように記載されています。
【商品名】鼻炎薬A「クニヒロ」
【剤形】素錠
【分類】第②類医薬品・税控除(セルフメディケーション税制)対象
【特徴】
- 鼻粘膜の充血やはれを軽減させる作用のある「塩酸プソイドエフェドリン」を配合。
- 「グリチルリチン酸二カリウム」を配合し、のど・鼻などの炎症をしずめ、鼻炎症状の改善効果を高めています。
- 鼻炎薬A「クニヒロ」は、5つの有効成分が、くしゃみ、鼻みず、鼻づまりなどのつらい鼻炎症状に優れた効果を発揮します。
- 携帯に便利なPTP包装で、7歳のお子様から服用できます。
【成分・分量】※1日量(6錠)中
- d-クロルフェニラミンマレイン酸塩(6mg)… 抗ヒスタミン作用により、くしゃみ、鼻みず、鼻づまりの症状をおさえます。
- ベラドンナ総アルカロイド(0.4mg)… 粘液の分泌抑制作用により、鼻みず、なみだ目の症状をおさえます。
- 塩酸プソイドエフェドリン(150mg)… 鼻粘膜の充血をおさえ、鼻づまりの症状をおさえます。
- 無水カフェイン(120mg)…頭重をやわらげます。
- グリチルリチン酸二カリウム(40mg)… 鼻粘膜の炎症をおさえ、頭重をやわらげます。
【メーカー希望小売価格】
- 48錠 / オープン価格(PTP包装)
- 96錠 / オープン価格(PTP包装)
※出典:皇漢堂製薬の公式サイトより引用
このクニヒロを、アレルギー性鼻炎の症状改善のために使っている僕としては、他の鼻炎薬よりもしっかり効いて、しかも価格が安いので、コスパがいいという印象を持っています。
市販薬の効果については人それぞれですので、一概には言えませんが、クニヒロの口コミやXへの投稿などを見る限りでは、服用して、その効き目を感じている人も多いようです。
※鼻炎薬クニヒロとほぼ同じ成分が入っている市販薬☟
クニヒロの鼻炎薬と同じ成分の代替品
では、この品薄・欠品状態の鼻炎薬クニヒロと同じ成分の代替品は無いのでしょうか?
僕自身も、クニヒロを再度購入しようと思って見つからなかった一人ですので、色々と探してみました。
すると、X(旧twitter)で以下のような投稿を見つけました。
クニヒロ鼻炎薬の販売中止から数ヶ月経つけど、同じ成分の他の鼻炎薬は普通に売ってるのはなぜ?
昨日ツルハドラッグで鼻炎薬TX買ってきた。 pic.twitter.com/7SxuAAXkBl— よよ90210 (@yossyyossy90210) July 12, 2024
このXで紹介されている「くらしリズム メディカル 鼻炎薬TX(48錠)」の成分を調べると、以下の通りでした。
【商品名】くらしリズム メディカル 鼻炎薬TX(48錠・96錠)
【成分・分量】※1日量(6錠)中
- プソイドエフェドリン塩酸塩(150mg)
- フェニレフリン塩酸塩(15mg)
- ベラドンナ総アルカロイド(0.4mg)
- d-クロルフェニラミンマレイン酸塩(6mg)
- グリチルリチン酸二カリウム(40mg)
- 無水カフェイン(150mg)
※引用元:ツルハドラッグ楽天市場店より
これを鼻炎薬クニヒロの成分と比較すると、鼻炎薬TXには、鼻粘膜の血管を収縮して鼻づまりを改善する効用があるというフェニレフリン塩酸塩(15mg)が入っているという違いがありました。
あと、鼻炎薬TXの方が、無水カフェインの量が30mg程多く入っています。
このことから、クニヒロと鼻炎薬TXの成分は、ほぼ同じ成分で効き目も同じような効果が得られると思われます。
僕自身もクニヒロの品薄・欠品状態が解消されるまでは、この鼻炎薬TXを飲んでみようと思います。
ただ、市販薬とはいえ、効き目も強いが副作用も考えられる「第2類医薬品」に指定されている薬ですので、購入を検討する場合は、必ず販売店の薬剤師や登録販売者、かかりつけの医師などに相談するようにしましょう。
※鼻炎薬クニヒロとほぼ同じ成分が入っている市販薬☟