いよいよ、本日、2月1日(金)23時から、サッカーのアジアカップ2019の決勝戦、日本代表対カタール代表の試合が行われます!
カタールと言えば、次のワールドカップ(W杯・2022年)の開催国です。
国を挙げて代表チームが強化されているようですが、このアジアカップ2019で決勝に進出した結果を見ると、しっかりとた成果も出ていますね。
そして、この急成長している代表チームのエースストライカーが、アルモエズ・アリ選手です。
まだ、22歳と若いフォワード(FW)ですが、とにかく、その身体能力を活かしたスピードやシュートなどに優れている選手です。
そこで、今回は、このアルモエズ・アリの動画(YouTube)やプレースタイル、プロフィール、stats(スタッツ)などについてまとめましたので、ご覧くださいませ。
アルモエズ・アリ(カタール代表)の動画とプレースタイル
この動画は、アルモエズ・アリ(カタール代表)が、アジアカップ2019の準決勝まで全5試合で挙げた、8得点のゴールシーンが見れる動画です。
カタール代表は、これまで、アジアカップ2019の全5試合で挙げた得点は、全部で16得点ですので、このアルモエズ・アリが、チーム全体の半分のゴールを叩き出していることになります。
しかも、8得点というのは、過去のアジアカップの歴代最多得点と並んでいますので、この記録を更新できる可能性があります。
まぁ、日本人としては更新してほしくない、つまり、決勝の日本戦で得点を取ってほしくないところではありますが…
いずれのゴールも身体能力を活かしたゴールが特徴的で、ドルトムントで活躍した香川選手の元同僚、現アーセナルFC所属のオーバメヤンのようなタイプのストライカーですね。
背丈は180㎝と、オーバメヤンの187㎝程はありませんが、スピードやジャンプ力など身体能力の高さは、とても感じられます。
しかも、利き足の右足だけでなく、左足でも器用にシュートを打ってゴールを決めることもできますし、ヘディングシュートやダイレクトボレーなど、ワンタッチで決めるテクニックも持ち合わせていて、ホント、日本にとって脅威になるのは間違いありません (^^;
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アルモエズ・アリ(カタール代表)のプロフィール
⚽️ゴール量産中⚽️
カタール代表FWがアジア杯の1大会最多得点記録に並ぶ…今大会8点目https://t.co/8xiinXhsGe🗣編集部より
「#カタール の #アルモエズ・アリ が、元イラン代表FWアリ・ダエイ氏の記録に並ぶ今大会8ゴール目をマーク。決勝で対戦する日本にとって、“要注意人物”です」 pic.twitter.com/MXxwPswPiU— サッカーキング (@SoccerKingJP) 2019年1月30日
このカタール代表のエースストライカー、アルモエズ・アリの情報は少ないですが、プロフィールを簡単にまとめてみました。
- 本名は、アルモエズ・アリ・ザイナラビディン・アブドゥラ(Almoez Ali Zainalabiddin Abdulla)
- 1996年8月16日生まれの22歳、身長180㎝
- アフリカ・スーダン王国から帰化人(UAEより、代表資格を有していないと指摘されている)
- カタール・スターズリーグの強豪、アル・ドゥハイルSC所属(日本代表・中島翔哉の移籍により同僚となる予定)
- 所属クラブ・カタール代表ともに背番号は「19」
- ガルフカップ(2017年)得点王
- AFC・U-23選手権(2018年)得点王(6得点)
- アジアカップ2019(準決勝まで)歴代最多得点記録(8得点)に並び、得点王がほぼ確実
- A代表デビューは2013年12月のバーレーン戦で、当時17歳でのデビュー
- U-19・U-20・U-23でも、カタール代表選手
以上ですが、このアジアカップ2019で、急に頭角を現したというわけではなく、2017年のガルフカップや2018年のAFC・U-23選手権でも大会得点王になるなど、カタール代表では、すでに立派なエースストライカーとして活躍しています。
また、マンチェスター・ユナイテッドFC前監督のモウリーニョが絶賛しているなど、アルモエズ・アリの評価は高く、移籍金は、5~10億円とも言われています。
このアジアカップ2019で活躍していることで、もっと移籍金が跳ね上がっても不思議ではないですね。
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アルモエズ・アリ(カタール代表)のstats(スタッツ)
最後に、ここ3年程の、アルモエズ・アリのstats(スタッツ=統計データ)を見てみましょう。
【カタール国内リーグ(スターズリーグ)】
(シーズン) (チーム) (プレー時間)(試合数)(先発)(途中出場)(途中交代)(ゴール数)(警告)
2018-2019 アル・ドゥハイルSC 1272時間 15試合 14試合 1試合 2試合 3点 1回
2017-2018 アル・ドゥハイルSC 1136時間 16試合 13試合 3試合 7試合 7点 5回
2016-2017 アル・ドゥハイルSC 1342時間 25試合 14試合 11試合 6試合 8点 5回
【ACL(アジア・チャンピオンズリーグ)】
(シーズン) (チーム) (プレー時間)(試合数)(先発)(途中出場)(途中交代)(ゴール数)(警告)
2018 アル・ドゥハイルSC 677時間 10試合 9試合 1試合 7試合 2点 0回
2017 アル・ドゥハイルSC 374時間 7試合 3試合 4試合 1試合 1点 2回
【カタール代表公式戦】
(大会名) (チーム) (プレー時間)(試合数)(先発)(途中出場)(途中交代)(ゴール数)(警告)
アジアカップ2019 カタール代表 529時間 6試合 6試合 0試合 3試合 8点 1回
ワールドカップ予選 カタール代表 187時間 4試合 2試合 2試合 1試合 0点 0回
AFC・U-23選手権 カタール代表(U-23) 567時間 6試合 6試合 0試合 1試合 6点 2回
ガルフカップ2017 カタール代表 224時間 3試合 3試合 0試合 3試合 2点 0回
これを見ると、カタール国内リーグ(スターズリーグ)では、2018-2019シーズンこそ、ちょっと物足りないものの、その前年の2017-2018シーズンと2016-2017シーズンでは、先発2試合のうち1得点位の割合で得点するなど、しっかりと結果を出しています。
また、カタール代表の試合では、ワールドカップの予選4試合(内、2試合で先発)でこそ無得点に終わりましたが、前述の通り、ガルフカップやAFC・U-23選手権など、それ以外の大会ではしっかりとした結果を残しています。