今回は、私のおすすめする仮想通貨取引所、ビットフライヤー(bitFlyer)の会社概要や取締役のことについて説明したいと思います。
ビットフライヤーは、国内のビットコイン取引量・資本力・安全性No.1の仮想通貨取引所(仮想通貨交換業者)ですが、具体的な会社概要や株主、社長・取締役などの経営陣について書いてみたいと思います。
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目次
ビットフライヤー(bitFlyer)の会社概要
以下が、ビットフライヤー(bitFlyer)の会社概要になります。
会社名 株式会社bitFlyer 設立 2014 年 1 月 9 日 事業内容 仮想通貨交換業及びブロックチェーン開発・サービス事業 資本金 41 億 238 万円(資本準備金含) 代表取締役 加納裕三 取締役 CTO 小宮山峰史 本社所在地 〒107-6208 東京都港区赤坂 9-7-1 ミッドタウン・タワー 8F 登録 仮想通貨交換業者登録(登録番号 関東財務局長 第00003号) お問合せ https://bitflyer.jp/contactpage 主要取引銀行 三井住友銀行 会計監査人 新日本有限責任監査法人 株主 加納裕三、小宮山峰史、国内・海外ベンチャーキャピタル、国内事業会社 ※出典:ビットフライヤー(bitflyer)公式サイトより
ビットフライヤーは、2014年1月に法人が設立されていますので、現在、誕生から約4年余りの会社です。
たった4年程で、IPO(新規株式公開)による証券取引所への新規上場も噂されていますので、いかに、急成長している企業かということが分かります。
コインチェックの問題の件で最近話題にもなっている仮想通貨交換業者登録も、当然のように認可(登録番号-関東財務局長・第00003号)されていて、資本金は国内No.1の約41億円程です。
昨年末に、本社所在地を赤坂の東京ミッドタウンに移しています。
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ビットフライヤー(bitFlyer)の株主について
ビットフライヤーの株主は、経営陣以外では、上のような有名企業が出資しています。
まず何より、三井住友・みずほ・三菱UFJの3大メガバンク系子会社のベンチャーキャピタルが出資しています。
特に、銀行業務などは、今後、ブロックチェーン技術を利用した変革の時期が訪れようとしていますので、国内最大手の仮想通貨交換業者であるビットフライヤーに出資することは得策と考えるのが自然です。
実際に、ビットフライヤーが開発したブロックチェーン「Miyabi」の銀行間送金・振込に関する検証実験が、この3大メガバンクで行われたりもしています。
また、メガバンク以外にも、第一生命や、リクルート・SBI・電通・GMOなどの子会社である投資会社など、多くの有名企業が出資していますので、いかに、ビットフライヤーに対する期待が大きいかをうかがい知ることができますね。
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ビットフライヤー(bitFlyer)の経営陣について
代表取締役・加納裕三社長について
1976 年生まれ。2001 年に東京大学大学院工学系研究科修了後、ゴールドマン・サックス証券にてエンジニアとして自社決済システムの開発、トレーダーとしてデリバティブ・転換社債トレーディングに従事。
2014 年 株式会社 bitFlyer を共同設立。
日本ブロックチェーン協会(JBA)代表理事として 2016 年の「仮想通貨法」の成立に尽力。オリジナルブロックチェーン「miyabi」を共同開発(関連技術の特許は一部取得済み、一部申請中)。
2016 年国際会議サイボスにおいて金融サービス分野の形成に貢献した金融イノベーターの 1 人に選出。
過去世界49カ国を旅し、エベレストのベースキャンプまで登山。
※出典:ビットフライヤー(bitflyer)公式サイトより
ビットフライヤーは、この加納社長と後述の小宮山取締役の2人で創業した会社です。
加納社長のインタビュー記事なども読みましたが、創業前から、仮想通貨やブロックチェーンの技術に可能性をとても感じていたそうで、元FRBのバーナンキ議長が仮想通貨・ブロックチェーンの可能性に言及した(容認ととれる発言)ことが、会社から独立して創業を決めた要因の一つとなったようです。
元々、世界有数の投資銀行ゴールドマンサックス証券のエンジニア出身ですので、複雑なプログラミングやブロックチェーンの知識、さらに、金融知識などが必要とされる仮想通貨取引所を運営するということにおいては、他の国内取引所と比べても、最も適している社長だと思います。
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取締役CTO・小宮山峰史
1971 年生まれ。早稲田大学理工学部卒業後、1994 年、株式会社コナミ入社。ソニー・コンピュータエンタテインメントを経てゴールドマン・サックス証券に入社し決済システムを構築する。
タイムインターメディア CTO 就任後、数十の業務システムの設計を手掛ける。クラウド技術、暗号技術、ミッションクリティカルなシステムを得意としている。
2014 年 1 月に株式会社 bitFlyer を共同設立。
好きな言語は数学、Haskell。得意な言語は C#。母国語 Perl。
※出典:ビットフライヤー(bitflyer)公式サイトより
前述の加納裕三社長と共にビットフライヤーを創業した時の共同経営者です。
加納社長と同様に、ゴールドマンサックス証券出身で、ビットフライヤーのシステム構築やブロックチェーン開発など技術系の業務全般を担っている取締役CTO(最高技術責任者)です。
インタビュー記事も読みましたが、元々、ゲームが大好きで新卒でコナミに入社し、その後、複数回の転職後、ゴールドマンサックス証券で加納社長と出会ったようです。
あくまで印象ですが、髭を生やした自由な雰囲気と、とにかくプログラミングが大好きで誰にも負けないぞという感じのギャップが、とても魅力的な人物のように感じます。
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取締役CFO・金光碧
1982 年生まれ。一橋大学経済学部卒業、ゴールドマン・サックス証券株式会社に入社。
投資銀行部門資本市場本部にて 10 年間勤務。転換社債、種類株、ハイブリッド証券等を用いた資金調達における商品設計を担当し、日本初となるストラクチャーの案件も複数執行。またクロスボーダーM&Aにおけるリスク管理のアドバイザリー業務等にも携わる。
2016 年 1 月に株式会社 bitFlyer に CFO として入社。PR 業務も担当。
2017 年 3 月より株式会社 bitFlyer 取締役。
好きなスポーツは剣道と相撲。狩猟免許(第一種猟銃)保有。
※出典:ビットフライヤー(bitflyer)公式サイトより
こちらの金光取締役もゴールドマンサックス証券出身で、加納社長の後輩です。
会社設立時には、仮想通貨に対する法整備が、ほとんど整っていない中、日本の仮想通貨業界全体を引っ張るように、ビットフライヤーが法整備(仮想通貨交換業者の登録制や仮想通貨の消費税非課税など)に向けて、金融庁・財務省等と折衝するなどして、これらを実現してきましたが、その中心人物の一人が金光碧CFO(最高財務責任者)です。
PR活動の一環として、テレビ出演などもしています。
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加納裕三社長の経歴や評判について
代表取締役の加納裕三氏については、全くの私見ですが、以下の記事で印象などを書いていますので、興味がある人は読んでみてください。