事件・事故

飯塚幸三さんと「さん付け」の敬称で報道したり、逮捕されない理由は忖度?

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4月19日(金)午後0時25分頃、東京都豊島区東池袋4丁目の道路で、乗用車が歩行者らを次々とはね、母娘2人が亡くなるという悲惨な死亡事故が起きてしまいました。

本当に悲しい事故で、亡くなられた親子のご冥福を心からお祈りいたします。

様々なメディアが、この事故について報道していますが、この車を運転していたのは無職の飯塚幸三(87)氏で、警視庁の捜査に対し「アクセルが戻らなくなった」と証言しているようです。

警視庁は、この飯塚氏が運転操作を誤った可能性もあるとみて、詳しい事故原因を調べているようです。

そんな中、この飯塚氏は、実は、通産省の元官僚で、大手農機具メーカー「クボタ」の副社長も経験し、さらには、2015年の瑞宝重光章も受章しているということが分かりました。

そんな話が出ている中、ネット上で話題となっているのが、新聞メディアなどが、この事故の記事の中で、飯塚氏に対して「飯塚幸三さん」と「さん付け」の敬称で報道していることです。

これに対して、掲示板やツイッターなどのネット・SNS上では「さん付けは何で?偉い人に対する忖度?」とか「何で、すぐに逮捕されないの?偉い人だから?」といった意見が散見されます。

確かに、私自身も「何で、さん付けなの?」「逮捕されないのは、なぜ?」と疑問に感じましたね。

そこで今回は、新聞メデイアなどで報道されている、飯塚幸三氏の名前が「さん付け」になっている理由と、すぐに逮捕されない理由について調べましたので、ご覧ください。

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飯塚幸三さんと「さん付け」の敬称で報道されている理由

飯塚幸三・さん付け

まず、飯塚幸三さんと「さん付け」で、敬称が使われている理由を端的に言ってしまえば、「逮捕されていないから」ということになります。

つまり、飯塚幸三氏がとんでもない人身事故を引き起こしたことには間違いないのですが、あくまでも、現時点では逮捕されていないため、嫌疑はかけられていても、「容疑者」ではありません。

そのため、報道機関としても、「飯塚幸三が…」と呼び捨てにするわけにはいかずに、「さん」という敬称を付けているわけです。

もちろん、飯塚氏が逮捕されれば、その後は、容疑者と呼ぶようになるのですが、個人的には、現時点でも、これ程の重大な人身事故を起こす人に対して「さん付け」するということに、違和感を感じずにはいられないのですが…

となると、次に疑問に思うのは、では、飯塚幸三氏は、「なぜ、逮捕されないの?」ということになります。

では今度は、現時点で、飯塚氏が逮捕されていない理由について見てみましょう。

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飯塚幸三氏が逮捕されない理由は?偉い人だから忖度?

では、飯塚幸三氏が、すぐに逮捕されていない理由はなぜなのか?

前述の通り、ネット・SNS上では、逮捕されない理由は「元官僚で、偉い人だから?」「こんな時まで忖度するの?」「勲章をもらっている人だから?」といった意見が見られますが、実際にはどうなのでしょうか。

個人的には、そういった理由も少なからずあると思っていますが、ただ、もう一つ考えられるのは、警視庁が、今回の人身事故を「すぐに逮捕する必要がない事故」として扱っている可能性が高いと思います。

つまり、現実的な話として、死亡事故のような人身事故を起こしても、逮捕されない場合も結構あるのだそうです。

その逮捕されない場合というのは、明確な基準があるわけではないのですが、次のような条件全てが当てはまるような時が多いようです。

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  • 過失の内容や事故の態様に争いが無い
  • 事故直後の実況見分で、事実関係が正確に把握されている
  • 身元がはっきりしていて前科が無く、家族が身元引受人として迎えに来る
  • 逃亡の恐れが極めて低い
  • 証拠隠滅の恐れが極めて低い

では、今回の飯塚幸三氏の引き起こした死亡事故に対して、この条件が当てはまっていたのかどうかというのは、正確には分かりませんが、おそらく該当していたのではないかと推測できます。

となると、さらに疑問に思うのは、「それなら、飯塚氏は捜査もされずに、無罪なのか?」ということですよね。

これについては、さすがにそういう訳ではなく、逮捕されない場合、在宅事件在宅捜査)として扱われ、普段通り自宅等で生活をしながら、警視庁による捜査に協力するようになります。

ですので、今回の事故では、車そのものに原因が無いなど、飯塚氏による事故の過失が認められれば、在宅起訴というかたちで起訴されると思います。

そして、その後は、刑事裁判が行われ、今回の死亡事故で嫌疑がかけられている、自動車運転死傷処罰法違反過失運転致死傷)などの罪(7年以下の懲役、若しくは、禁錮又は100万円以下の罰金)が有罪として確定する可能性もあります。

つまり、今回の事故では、「逮捕」されていようがいまいが、結果的には、裁判にかけられて、判決が下される可能性も十分にあり得るのではないかと思います。

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まとめ

今回は、新聞メディアなどで、飯塚幸三さんと「さん付け」の敬称で報道されたり、逮捕されない理由が忖度なのか、といった点についてまとめました。

個人的には、逮捕されていない以上「さん付け」は仕方が無いと思う反面、被害者の方やご家族のことを思うと、「さん」という敬称を使うことに違和感を覚えますね。

また、逮捕されていないのは、あくまでも表向きには、在宅事件として扱っているため、ということでしょうが、ただ、多少なりとも「元官僚で勲章受章という偉い人だから」という側面も、無いわけではないように思います。

もちろん、強力な弁護士に依頼している可能性も高いでしょう。

それでは、以上が、今回の記事に対する個人的な見解ですが、皆さんはどのように思われたでしょうか。

ここまで読んでいただきまして、ありがとうございました。

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