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上級国民とは?この言葉の意味と広まった記者会見の動画を紹介!

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池袋暴走事故のニュースで話題になっているのが「上級国民」という言葉。

この事故のニュースを見て、多くの人が疑問を持っているのが…

「なぜ、飯塚幸三さんは逮捕されないの?」

「上級国民だから逮捕されないのか?」

「そもそも、上級国民って何?」

…そんな意見が、ネットの掲示板やヤフコメ、ツイッターなどで飛び交っています。

そこで今回は、この「上級国民」という言葉の意味や、この言葉が広まった経緯などについてまとめましたので、ご覧ください。

上級国民という言葉の意味は?一般国民と何が違うの?

まず、そもそも、「上級国民」とは、どういった国民のことなのでしょうか?

ウィキペディア(Wikipedia)では、どうやら、どこかからの削除依頼により確認できないのですが、ニコニコ大百科には書いてありましたね。

上級国民(じょうきゅうこくみん)とは、一般国民と対をなす、日本国民の身分を表す概念のひとつである。

上級国民という言葉は、一般国民に対してそれ以外の(特別な)国民がいるかのような発言を受けて、それを皮肉るために生まれた単語(ネットスラング)である。

東京オリンピックエンブレム騒動を発端とし、主に2ちゃんねるの嫌儲板を中心として発祥した。

当初は(デザインに精通している)専門家側の上から目線の言葉を皮肉るために用いられたが、その後は上級国民という言葉の連想から、政治家や役人、資産家などを批判的な意味合いにて指し示すようにも用いられるようになった。

※出典:「ニコニコ大百科」より

ザックリと言ってしまえば、上級国民とは、一般国民と対をなす、特権階級の国民といったところでしょうか。

まぁ、上級国民という公の身分があるわけではないでしょうが、一般的に、上の立場の人達を揶揄したり皮肉る目的で作られた造語(ネットスラング)ですね。

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一応、日本国憲法第14条には、以下のように、国民は法の下に平等と認められていますから…

『日本国憲法第14条』

第1項 すべて国民は、法の下に平等であって、人種、信条、性別、社会的身分又は門地により、政治的、経済的又は社会的関係において、差別されない。

第2項 華族その他の貴族の制度は、これを認めない。

第3項 栄誉、勲章その他の栄典の授与は、いかなる特権も伴はない。栄典の授与は、現にこれを有し、又は将来これを受ける者の一代に限り、その効力を有する。

※出典:「日本国憲法第14条」より

特に、今回の池袋暴走事故の件で言えば、この日本国憲法第14条にも「栄誉、勲章その他の栄典の授与は、いかなる特権も伴はない」と書かれていますね。

つまり、全ての国民は、法の下に平等ですから、瑞宝重光章という立派な勲章を受章していても関係無いということですよね…

まぁ、現実はどうか分かりませんが…

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上級国民という言葉が広まるきっかけになった動画を紹介!

上級国民・エンブレム問題

この「上級国民」という言葉が広がるきっかけになったのは、2015年の夏頃に起きた、東京オリンピックのエンブレム問題です。

あの、デザイナーの佐野研二郎氏がバッシングされた騒動ですね。

そのエンブレム案が、ベルギーの劇場ロゴのデザインにとても似ているということで、佐野氏による盗用疑惑が持ち上がり、最終的に辞退して、採用中止となった話です。

まぁ、この時は大きな騒動になり、テレビ・新聞などのメディアでは、連日報道されていましたね。

ネット上でも、とても話題になっていて、その年の流行語大賞にもノミネートされていました。

そして、さらに話題になったのが、このエンブレムの採用中止を発表した時の記者会見です。

実は、この記者会見で、東京オリンピックの大会組織委員会の武藤敏郎事務総長の発言をキッカケとして「上級国民」という造語が誕生しました。

この記者会見の中で、武藤事務総長は、佐野氏のエンブレム採用中止までの経緯と、エンブレム応募作品を選考する際の責任者である、永井一正審査委員長の意見を紹介していました。

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具体的には、次のようなコメントを発しています(以下、武藤事務総長の発言)

永井審査委員長はですね、私はこれについて、「どういう風にお考えになりますか?」と伺ったところ、「デザイン界の理解としてはですね、そのように佐野さんの9分割されたデザインの基本、それはピリオドとは全く違うものであるので、違うものと十分認識できるものであって、佐野さんの言う通り、これは佐野さんのオリジナルなものとして認識されると、自分は思います」と。

「デザイン界としては、そういう理解であります」と、ということでありましたが、同時にですね、「ここまで色々な形で問題となった時に、一般の国民の方々が、今のような説明で本当に納得されるかどうかということについては、現状、問題があるかもしれません」と。これは永井さん自身のお話でありました。

「残念ながら、自分のこのような説明、それから佐野さんの説明は、専門家の間では十分分かり合えるんだけれども、一般国民にはわかりにくい、残念ながらわかりにくいですね」という話が、ありました。

※出典:「ニコニコ大百科」より

ちなみに、この記者会見のYouTube動画はこちら↓

とても長い動画ですが、この動画の9分過ぎ~10分45秒くらいまでの間に、上の発言がありましたので、そこをご覧ください。

面倒な人は、以下のリンク先からでも見ることができます。

「一般国民」に関する発言部分からのYouTube動画

この武藤事務総長(上級国民?)の記者会見の中で、永井審査委員長(上級国民?)が発言していたとされる「一般国民」という言葉が、一般の人達には鼻がついたのでしょう。

「2ちゃんねる」やSNS、ブロガーの間などで話題となり、しまいには「上級国民」という言葉までもが誕生してしまったわけです。

もともとは、デザインの専門家に対する言葉として使われていたのが「一般国民」という言葉でした。

しかし、それこそ、元大蔵官僚元日銀副総裁でもある、武藤事務総長が発言したことで「特別な地位や立場にある国民」という意味に上塗りされて「上級国民」という言葉が広まったわけです。

まとめ

今回は、「上級国民」という言葉の意味と、この言葉が広がった経緯についてまとめましたが、いかがだったでしょうか。

元々は、3年半以上前に広まった造語である「上級国民」ですが、ここに来て、池袋暴走事故をきっかけに再び話題になっています。

本当に、そんな身分制度が公にあったら驚きですが、少なからず、そういう空気を持った国民がいたりするのも否めないと思います。

まぁ、日本以外の海外では、当たり前のように、そういった公の身分制度がある国もたくさんありますので、それに比べたら比較にはならないでしょう。

しかし、同じ犯罪を犯しても、一般人は逮捕されるのに、特別な空気を持っている国民は逮捕されないなんていう理不尽な話は、日本であっても許せないです!

そんなことは無いし、あり得ない、そう信じたいものですよね。

さて、皆さんは、どう思ったでしょうか。

この記事を、ここまでお読みいただきまして、ありがとうございました。

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