4月の株主優待クロス取引の内容を実践ブログで紹介!

※この記事にはプロモーションが含まれています。

スポンサーリンク

「株主優待のタダ取り」とも言われる優待クロス(株主優待のクロス取引・つなぎ売り)ですが、4月が決算月の上場企業が少ないため、必然的に株主優待を実施している企業も少なくなっています。

そんな中、2022年4月に優待クロスを実践した銘柄数は、たったの1銘柄でした(^^;

3月は全部で23銘柄ありましたのでかなり減りましたが、辛うじて1銘柄だけ行いました。

そこで今回は、この優待クロスを行った1銘柄の具体的な取引内容と、その他、優待クロスをするかどうか検討した銘柄などについてお話ししたいと思います。

なお、優待クロスの概要について知りたい人は、以下の記事に書いていますので、参考にしてみてください↓

優待クロスとは?株主優待のクロス取引(つなぎ売り)の概要
株主優待のクロス取引(つなぎ売り)いわゆる「優待クロス」の概要についてまとめました。また、一般信用取引と制度信用取引の売り建てを利用した2種類の優待クロスの内容についても書いています。
優待クロスは儲からない?失敗例と儲かる方法をブログで解説!
優待クロスは儲からない?失敗例と儲かる方法をブログで解説!株主優待のクロス取引(つなぎ売り)、いわゆる「優待クロス」について、儲からない失敗例と、正しい方法と優待銘柄の選び方を間違わなければ本当は儲かる、ということについてまとめました。
マサヒロ
マサヒロ

優待クロスを低コストで行うには、証券会社が設定している無料枠等を利用することが重要です。

僕のおすすめする証券会社は、以下の3社です↓

SBI証券 ネクシィーズトレード

松井証券
松井証券

LINE証券
LINE証券

※詳しいサービス内容については、各証券会社のサイトをご覧ください。

4月に優待クロス(株主優待クロス取引)した銘柄

コーア商事クオカード

2022年4月末に、私が優待クロスを行って株主優待の権利を獲得した銘柄は、コーア商事ホールディングス(証券コード:9273)の1銘柄だけです。

この株主優待の内容は、4月末の権利付最終日に200株以上保有していると、1,000円分のクオカードが貰えます。

まぁ、1,000円分だけと思うかもしれませんが、ただ銀行に預けておくよりは、いくらか貰った方がマシという点と、また、僕の場合、妻名義の株主優待分と合わせて合計2,000円分となるため、優待クロスを行いました。

それでは、具体的に見てみましょう。

コーア商事ホールディングス

コーア商事ホールディングス(HD)は、ジェネリック医薬品の原薬販売が収益柱で、注射剤や経口剤を中心とした医薬品製造販売も行う東証プライム市場に上場している企業です。

コーア商事HDは6月が決算月のため、本来は6月末に、配当金や株主優待の権利付最終日が設定されていますが、2022年4月末に、東証プライム市場移行に伴う記念株主優待が実施されました。

その内容が次の通りです。

コーア商事HD

4月末の権利付最終日時点で200株以上保有している株主に対し、クオカード1,000円分が贈られる株主優待の内容です。

実際の優待クロスの取引は、権利付最終日(2022年4月26日)後場引け成りで行いました↓

コーア商事HD優待クロス

コーア商事HDに対する優待クロスでは、制度信用取引(売り建て)によるクロス取引(つなぎ売り)を行いました。

優待クロスの取引を権利付最終日の寄り付きではなく引け成りで行った理由は、制度信用取引による逆日歩の金額の情報取集をギリギリまで行っていたためでした。

昼過ぎの時点で、特に問題無いと判断して、引成注文でクロス取引を行い、翌日朝に現渡で決済しました。

実際の逆日歩の金額は200株で40円程だったようで、貸株料と合わせた経費も全部で66円程で済みました

コーア商事現渡

優待クロスの損益計算

そして、今回のコーア商事HDに対する優待クロスの損益計算表は以下の通りです↓

コーア商事HD4月損益表

今回のコーア商事HDの優待クロスは、一時的な記念株主優待であったため、配当金に関する損益は無く、優待価値から貸株料と逆日歩の経費を引いたシンプルな損益計算となりました。

この表の通り、結果的には、現物取引の投資金額174,200円に対して+934円という少額の利益で、利回りも0.5%程ではありましたが、妻の名義分と合わせて約1,800円超の利益となり、ただ銀行に預けておくだけよりは良かったのではないかと思います。

4月に優待クロスを検討した他の銘柄

くら寿司優待内容電子化

2022年4月は、今回紹介したコーア商事HD以外にも、くら寿司テンポスホールディングス(HD)といった飲食店関連で人気の株主優待銘柄もありました。

特に、くら寿司は上の図の通り、この4月末の権利付最終日の株主優待より、これまで100株で2,500円分の紙の優待割引券だったものを、電子チケットに変更したことにより、100株で5,000円分へと倍増しています。

これもあってか、早い段階で、つなぎ売りのための一般信用取引分の在庫は、どの証券会社にも無かったため、優待クロスをするとしたら制度信用取引のみで行うしかありませんでした。

結局、過去の実績や権利付最終日当日に確認した情報などから、逆日歩の金額がそれなりに高くなるのではないかと判断して、優待クロスは行いませんでした。

結果的には、この日のくら寿司の逆日歩の金額は100株あたり2,000円程でしたので、その他貸株料などの経費を考慮しても、5,000円の優待価値に比べるとお得だったかとは思いますが、こればかりは仕方が無いと思います。

 

テンポスHD株主優待

なお、もう一つのテンポスHDに関しては、100株以上の保有でステーキ店「あさくま」などで使える食事券が8,000円分貰えるのですが、こちらも一般信用取引の在庫は全く無く、また、制度信用取引を利用しても、過去の実績などから高額な逆日歩が予想できたため、早い段階でスルーしました。

結局、権利付最終日の逆日歩が100株あたり7,680円にもなったため、優待クロスをしなくて正解という結果になりました。

まとめ

今回は、2022年4月末に優待クロスを行った銘柄の具体的な取引内容と、その他、優待クロスをするかどうか検討した銘柄などについてまとめました。

4月は、1年の中で最も株主優待を実施している企業が少ない月ですので、1銘柄しか優待クロスが実行できなかったのも仕方が無いと思います。

その分、2月や3月、6月、8月、9月、12月などの株主優待を実施している企業が多い月には、しっかりと計画を立てて優待クロスを実践していきたいと考えています。

 

なお、このブログは、管理人自らの知識と、各証券会社等のサイトで調べた情報や資料等を基に記述していますが、その内容の正確性について保証するものではありません。

これらの正確性を確認したい場合は、ご自身にて、各証券会社や証券取引所等のサイトをご覧いただいたり、また、それらに問い合わせするなどしてご確認ください。

また、投資判断についても、その情報の正確性をご確認いただき、自己責任にて行っていただきますよう、お願いいたします。

マサヒロ
マサヒロ

優待クロスを低コストで行うには、証券会社が設定している無料枠等を利用することが重要です。

僕のおすすめする証券会社は、以下の3社です↓

SBI証券 ネクシィーズトレード

松井証券
松井証券

LINE証券
LINE証券

※詳しいサービス内容については、各証券会社のサイトをご覧ください。

タイトルとURLをコピーしました