2019年6月21日(金)19時00分~20時57分にTBS系列で「ぴったんこカン・カンスペシャル【吉行和子&冨士眞奈美/香川照之&吉田羊他】」が放送されます。
この番組の中で登場するのが、人気俳優の吉田羊と香川照之です。
2人は、BS-TBSで東京近郊など日本各地の酒場を紹介する「吉田類の酒場放浪記」の酒場詩人・吉田類と一緒に出演します。
その中で登場する言葉が「吉田羊蹄類」です。
「吉田姓」2人が出演しますので、吉田羊の「羊」と吉田類の「類」は分かるのですが、吉田蹄とは誰の事でしょうか?
そこで今回は、この吉田羊蹄類について調べてまとめました。
吉田羊蹄類という言葉は何で生まれたの?【ぴったんこカンカン】
香川さんは俳句の才能はないのでプレバトだけは出ちゃいけない。#吉田蹄 pic.twitter.com/ut0QoqwUj7
— みんけんひで (@aima99hide) 2019年2月3日
まず、吉田「羊蹄類」という言葉は、どうやってできたのでしょうか?
その答えは、今年2月1日に放送された「ぴったんこカンカン」の放送の中で誕生しました。
この時、香川照之は、TBSの安住紳一郎アナウンサーと吉田羊が待っている場所に、酒場詩人・吉田類のモノマネをして登場しました。
「吉田類の酒場放浪記」の大ファンということで、香川照之が、ハンチング帽とサングラス姿で登場し、その中で、吉田羊から「類さん!」と声をかけられます。
これに対し、モノマネをしていた香川照之の答えが…
「(吉田)類じゃないんだよ、俺は! 」
さらに「今日から僕は…あなたは羊さん、あの方は類さん。僕は間をとって、蹄(てい)さんにします!」と名乗ります。
そして「羊・蹄・類、この3人でやってくれよ!」と熱く語り、その後も、吉田類のモノマネをしながら番組が進んでいきました。
つまり、この時の香川照之の発言の中で「吉田羊蹄類」という言葉が誕生しました。
吉田羊蹄類という言葉の意味は?【ぴったんこカンカン】
では、次に、この吉田羊蹄類の「羊蹄類」という言葉は、どういう意味なのでしょうか?
特に、この言葉を作った時に言っていた香川照之のセリフ「僕は間をとって、蹄(てい)さんにします!」とは、どういう意味なのでしょうか。
これは、おそらくですが、「羊蹄(ようてい)」という言葉と、「蹄類(ているい)」という言葉をくっ付けた造語だと思います。
まず、羊蹄とは、タデ科の多年草の一種である「ギシギシ」の漢名です。
このギシギシの画像が、こちら↓
見たことがあるような、無いような…そんな雑草ですね。
このギシギシは6月~8月頃に花を咲かせる雑草で、茎をすり合わせるとギシギシという音を出すことから、この名が付いたとも言われています。
また、その根は生薬として、緩下剤や皮膚病の塗り薬として使われることもあります。
では、次に、蹄類という言葉は、どんな意味があるのでしょうか?
そして、もう一つの言葉、蹄類とは、牛や馬、カバ、キリン、ラクダなど、指の爪が蹄(ひづめ)になっている哺乳類の「有蹄類」を意味していると思います。
もちろん、羊も、この有蹄類の動物の一種ですね↓
正式には、有蹄類という言葉ですが、(蹄が)有るという意味の有を省略しているか、もしくは、「有(ゆう)」と「羊(よう)」という言葉の響きが似ているので入れ替えているということかもしれません。
いずれにしても、香川照之が造った「吉田羊蹄類」という言葉は、吉田羊・吉田蹄・吉田類の3人のことを意味しています。
さすが、東大出身で博識な香川照之が造っただけあって、ちょっと難しいですね (^^;
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吉田羊蹄類の吉田蹄は香川照之!吉田羊・吉田蹄・吉田類が酒場放浪記でトーク!
これまでお話しした流れでいくと、当然ですが、吉田蹄という人物は、吉田類のモノマネをしている香川照之ということになります。
今回の「ぴったんこカンカン」の放送の中でも、この吉田羊・吉田蹄(香川照之)・吉田類の3人が「酒場放浪記」のパロディ番組を放送するようです…といっても本物の吉田類が出演するわけですから、「酒場放浪記・ぴったんこカンカンSP」と言った方がいいかもしれませんね。
いずれにしても、今夜の「ぴったんこカンカン」の吉田羊蹄類の登場が楽しみですね!