※この記事にはプロモーションが含まれています。

バラエティー

ド根性犬じゃがいもが災害救助犬になるきっかけや経緯は?PR大使や震災を伝える役目も【坂上どうぶつ王国】

更新日:

ど根性犬じゃがいも

今夜2019年7月12日(金)夜7時の『坂上どうぶつ王国』では

「東日本大震災の発生直後に福島県飯舘村で生まれ

 災害救助犬を目指して何度も試験に挑戦し11回目の挑戦でついに合格した

 決してあきらめないど根性犬“じゃがいも"の感動の物語」を放送します。

じゃがいもがド根性犬といわれるようになった、災害救助犬になるきっかけや経緯をまとめました。

また、じゃがいもが担う東日本大震災だけでなく各被災地について発信する様子や

福島県飯舘村のPR大使としての活躍などを紹介します。

スポンサーリンク

ド根性犬じゃがいもが災害救助犬になるきっかけは?【坂上どうぶつ王国】

ど根性犬といわれる「じゃがいも」は、2011年6月18日の震災の約3か月後に福島県飯舘村に生まれた、雑種の黒い大型犬です。

2011年7月に福島県飯舘村が全村避難勧告になったため、飼い主さんも避難生活を強いられることに。

「飯舘でこれ以上この子たちを飼うことはできません。

 人間だってもうここには住めないんだから……。

 せめて、この子たちには安全なところで、かわいがってもらって、幸せになってほしい」

 引用:女性自身

スポンサーリンク

苦渋の決断をして、泣く泣く岐阜の「NPO法人日本動物介護センター」の山口常夫理事長に預け、じゃがいもとその兄弟、計5頭を8月2日に避難させました。

山口さんがインターネットで新しい飼い主を募集すると、兄弟はそれぞれ東京、名古屋、新潟、岐阜と新しい家族の所へもらわれていきました。

しかし、じゃがいもだけにもらい手がみつからず、山口さんのもとに残りました。

 

この子をどうしよう…と思ったとき、雑種犬で災害救助犬を育てるという夢にチャレンジしようと思い立ちます。

山口さんは、これまでに災害救助犬を5頭育てた経験がありました。

しかし、それらの犬は、災害救助犬に適した血統書付きのエリート犬たち。

災害救助犬になるためには厳しい訓練を乗り越え、合格率約20%という試験にパスしないといけないそう。

雑種犬にそれができるのか…悩みましたが、この子犬が災害救助犬になれたら、福島の人たち、飯舘村の人たちの励みになるはずと腹を括り挑戦することを決意。

ちょうど生後半年で、訓練開始時期に適していたこともあり、2011年12月からじゃがいもの訓練をはじめました。

ド根性犬じゃがいもが災害救助犬になるまでの苦難の経緯は?【坂上どうぶつ王国】

じゃがいもは、災害救助犬として必要なこと「煙や火、重機やサイレンの音など、災害現場で想定される状況に慣れること」は難なくクリアできました。

臆病な犬は、この段階で腰が引けてクリアできないのだそう。

試験で試されるのは、以下の3つの項目です。

服従…「待て」「座れ」などの指示にきちんと反応する

告知…人がいることを周囲にほえて知らせる

捜索…がれきの中にいる人を探す

じゃがいもは服従も捜索もできますが、ほえて知らせる=告知が大の苦手なのだそう。

その様子は、以下の記事からも読み取れます。

2012年秋から試験を受けはじめ、2017年6月に11回目の試験に合格するまでの経緯を、公式Facebookよりピックアップしてみました。

facebookを2014年2月9日から始めているので、そこからの記事になります。

スポンサーリンク

2014年2月9日の記事。

2014年6月5日の記事。

2014年6月21日の記事。

2014年12月12日の記事。

2015年5月29日の記事。

2015年12月10日の記事。

2016年6月13日の記事

2016年10月27日の記事

2017年6月9日の記事

2017年6月20日の記事

本当に苦労して得た災害救助犬の資格なのがわかりますね。

頑張ったじゃがいもも、訓練士さんや周りのスタッフさんなど、本当にコツコツと積み重ねてこられたことに、敬意を表したいです。

でも、合格しても、あくまでスタート。

常に求められるスキルを維持し、何かあった時にはすぐに出動できる状況でなければならないんだそう。

そして、認定期間は2年なので、また2年後に試験があるんです。

災害救助犬というのは、本当に厳しい世界で働いてくれている犬たちなんですね。

【動画】ド根性犬じゃがいもの災害救助犬の訓練の様子

探してみたら、少しですが、じゃがいもが訓練している様子の動画がありました。

ほんの少しの動画ですが、様子がみられますよ。

スポンサーリンク

PR大使や震災を伝える役目も

災害救助犬のじゃがいもは、災害救助犬に合格する前から、彼の活動や所属するNPO法人の活動を通して、震災や被災地の今を伝えてきました。

↓以下のように、自ら発信することもあります。

テレビでドキュメンタリー番組が製作され、じゃがいもが注目されれば、飯舘村や福島の今を伝えてきました。

2017年8月14日には、福島県飯舘村のPR大使にも任命されました。

じゃがいもが注目されれば、とてもかわいくて健気な魅力に引き付けられ、福島県飯舘村を思いおこす…という流れを自然に作ることが出来ます。

そして、頑張って頑張って災害救助犬になったじゃがいもに励まされるのは、なにも被災地の方だけではないと思います。

人はそれぞれいろいろな苦難を抱えているので、じゃがいもの様子に癒されるし、活力をもらえる人も多いだろうと感じます。

災害救助犬じゃがいもが2020年の道徳の教科書に!

じゃがいもが災害救助犬として認定を受けるまでの物語が、2020年度から小学校6年生向けの道徳の教科書(日本文教出版)で紹介されることになりました。

10回試験に落ちてもあきらめず挑戦してきた様子を、子供たちに伝える物語となっているそう。

私もぜひ読んでみたい!

さいごに

ド根性犬じゃがいもが災害救助犬になるきっかけや苦難の経緯をまとめました。

一生懸命頑張って目的を達成したじゃがいもと訓練士さんらの努力を知ると、とても感動し励まされますね。

今夜の番組もとても楽しみです^^

関連コンテンツ

-バラエティー
-,

Copyright© ちょっと気になる情報局 , 2023 All Rights Reserved Powered by AFFINGER4.